【あたたかい住まい】埼玉県K邸 前編 家族の笑顔を支える、あったかな家

あたたかい住まいの事例1 前編:|K邸•埼玉県秩父郡|

一日の寒暖差、冬と夏の気温差がひじょうに激しい埼玉県秩父地方。

冬の朝はマイナス5℃まで冷え込み、夏は猛暑日が続くという地域で、結露や寒さなど室内環境への不満でいっぱいになったKさんがたどり着いたのは、超高断熱の家。

なんと、エアコン一台だけで、家中、温度差のない快適な環境が得られているそうです。

小さいお子さんたちも元気いっぱいの暮らしぶりを拝見してきました

ダイニング・キッチンに接した和室は、普段は子ども の遊び場だったり、ごろっとくつろいだりとリビング 的な空間。来客が泊まる部屋としても活用できるよ うに和室とした。
ダイニング・キッチンに接した和室は、普段は子どもの遊び場だったり、ごろっとくつろいだりとリビング的な空間。来客が泊まる部屋としても活用できるように和室とした。

「高断熱」「高気密」「熱交換換気」すべてが揃ってかなう、高性能住宅。

「とにかく寒かったんです、前の家は」とご主人。借りて住んでいた家は築15年ほどの木造だったが、ペアガラスなのに結露がひどく、溜まった水でアルミサッシが凍って窓が開かないこともあるなど、住み心地には不満ばかりだったそうだ。そこで家を建てるに当たっては、家づくりの雑誌や本などたくさん読んで知識を得ながら、片っ端からモデルハウスの見学に行ったという。その中で、自然素材で高断熱・高気密のパッシブハウスに取り組む髙橋建築の髙橋慎吾さんに出会った。

 「他とは住宅の質も髙橋社長の対応も明らかに違いがありました。自分の不満に対して〝うちはこうつくるから大丈夫〞と納得できる理由をきちんと語ってくれたんです。しかも、高性能住宅が手の届く価格でつくれると。たくさん見てきたので建築費の相場はわかっていましたから、むしろ安いと思ったくらいです」。

そう髙橋さんを信頼したご主人は、自身が考えた間取りに無垢材の床と広い土間玄関を要望しただけで、あとは髙橋さんにおまかせした。

 「秩父は本当に寒いところで、真冬の朝の冷え込みはマイナス5℃と札幌と同じなんですよ。なので勉強を重ねて、『あたたかくて省エネの家』に挑戦しています」と髙橋さん。「基本となるのは、高断熱・高気密のつくり。効果の高い断熱材をふんだんに使うことと、気密性を確保できる施工が大切で、さらに室温を保ったまま新鮮な空気に入れ替える熱交換換気装も必要不可欠」という。

玄関ポーチの庇の上には太陽熱温水器、屋根の上には太陽光発電とフル装備のK 邸。
玄関ポーチの庇の上には太陽熱温水器、屋根の上には太陽光発電とフル装備のK 邸。

中編に続きます)