「北海道の家はあたたかい」は本当だった!地域別の温熱環境の満足度を調査

北海道出身者が「東京の家は寒い」と言っているのを聞いたことがあります。北海道は、冬でも家の中はあたたかいので、外に出なければそれほど寒さが気にならないそうです。

今の住まいの温熱環境(あたたかさ・涼しさ)に対する満足度を調査した「第2回 住まいの温熱環境の実態と満足度調査」(※)でも、北海道の家のあたたかさを裏付けるような結果が出ました。

※:旭化成建材快適空間研究所および旭リサーチセンターが、「あたたかい暮らし研究会」として行った調査。対象地域は、首都圏、北海道、宮城県、中京圏、阪神圏、福岡県。夏季と冬季の2度に分けて室内の温熱環境とそれらの満足度の実態を調査するとともに、男女別、築年数別、季節別、部屋別の満足度と暮らし方などを分析し、温熱環境と生活者の実態を明らかにしました。詳細は、プレスリリース内容をご覧ください。

 

他の地域と比較して、北海道は温熱環境の満足度が高い

住まいの温熱環境への満足度は、寒冷地の北海道がトップ

年間を通した家全体の温熱環境満足度の結果を、6つの地域で比較してみました。

満足している人の比率は北海道が最も高く、特に「たいへん満足」の比率は20%で、他の地域と比較して10%以上高くなっていました。北海道は断熱性能の高い住まいが他の地域よりも普及しているため、このような結果になったのだと推察されます。

一方、「たいへん不満」、「やや不満」を合わせた不満度は阪神圏が最も高いことが分かりました。この理由については引き続き調査していく必要がありそうです。

冬季も、北海道は他の地域よりも満足度が高い

年間を通してだけではなく、冬季のみにおいても、北海道の住まいの温熱環境に対する満足度は40%を超え、他の地域と比較して高いことがわかりました。

どの部屋においても、北海道は他の地域よりも温熱環境の満足度が高い

部屋ごとの温熱環境の満足度について、地域別に比較すると、北海道はすべての部屋において他の地域よりも満足度が高い、ということがわかりました。

冬の朝、本州よりも北海道の方が室内があたたかい!?

冬季、起床時の居間・食堂の室温について調査しました。その結果、宮城県、中京圏、阪神圏、福岡県では、起床時の室温が「15℃以下」の比率が50%以上と、朝寒い家が多いということがわかりました。

一方、北海道では、起床時の居間・食堂の室温「15℃以下」は27.6%とどの地域よりも少なく、「21℃以上」の比率が20%を超え、他地域よりもあたたかい住まいで過ごしている人の比率が高いということがわかりました。

北海道の家はあたたかい!

これらの結果から、どのエリアよりも北海道の家はあたたかく、温熱性能が高いことがうかがえます。
次回は、室温別の防寒行動についての調査結果を紹介します。