家を建てた時は「知らなかった」… 家の満足度に影響する要素とは

耐震性能、部屋の間取り、キッチンの設備に、収納・・・。家を建てるときに考慮すべきことはたくさんありますが、つい見落としがちなのが「温熱環境」。家を建てたタイミングでは、温熱環境の知識がなかった、という方も・・・・。

今の住まいの温熱環境(あたたかさ・涼しさ)に対する満足度を調査した「第2回 住まいの温熱環境の実態と満足度調査」(※)から、家の温熱環境の意識についてみてみましょう。

※:旭化成建材快適空間研究所および旭リサーチセンターが、「あたたかい暮らし研究会」として行った調査。対象地域は、首都圏、北海道、宮城県、中京圏、阪神圏、福岡県。夏季と冬季の2度に分けて室内の温熱環境とそれらの満足度の実態を調査するとともに、男女別、築年数別、季節別、部屋別の満足度と暮らし方などを分析し、温熱環境と生活者の実態を明らかにしました。詳細は、プレスリリース内容をご覧ください。

温熱環境がよい家への期待が高い

温熱環境への期待が大きいのは女性

「住まいの温熱環境が良ければ家族の気持ちや身体に良い影響がある」に共感する人(当てはまる+やや当てはまる)が全体で68.2%に上り、特に女性では76.9%と高い比率でした。また、「温熱環境が良くなると行動量が増えると思う」も、女性が59.6%と高い比率となっていました。

築年数が古いほど満足度は低い

築年数別に見ると、築年数が古いと、住まいの総合的な満足度だけでなく、温熱環境への満足度も低くなっています。

知識がなかったから、温熱環境のいい家にできなかった

年間を通した家全体の温熱環境に満足していない人(「やや不満」「大変不満」「どちらとも言えない」回答者)に対して、温熱環境のいい家にできなかった、購入しなかった理由を聞きました。

そのうち、築10年以内の方が「温熱環境のいい家にできなかった、購入しなかった理由」としてあげたのは、「温熱環境のいい家について知らなかったから」「重視していなかったから」が多く、それぞれ30%を超えています。同じく、20代、30代でのその比率は比較的高く、「温熱環境のいい家について知らなかったから」がそれぞれ30%を超えています。

温熱環境を意識した家ならより快適な生活に

今回の調査で浮き彫りになったのは、温熱環境に満足していない人のうち、建築時に温熱環境のいい家を知らなかった・重視していなかった人が約5割にのぼることです。温熱環境がよければ、より快適な生活になるという期待もあることがわかりました。

今後「あたたか族」では、わかりやすく温熱環境についての情報を発信していきます。