
快適空間ラボラトリーの「体験棟 ネオマの家(IBARAKI SAKAI MODEL)」は、世界トップレベルの断熱性能を持つ断熱材「ネオマフォーム」を用いた2階建(延床面積約40坪)の高断熱・高気密住宅。夏でも冬でもエアコン1台で家全体を快適な温度に保ち、「あたたかい暮らし」を体験することができます。
夏季は、小屋裏に設置されたエアコン1台で冷房し、家中を快適な室温にしている「ネオマの家」。
夏季の「ネオマの家」の気温や気流、部屋による温度差などの温熱環境は、どうなっているのでしょうか。
本ページでは、昨年夏季に実測した4つのFACT(データ)をご紹介します。
1.いつもクール
すぐれた温熱性能により、外気温が大きく変動しても、エアコン1台で、家中のどの場所も快適な室温に保ちます。例えば 下記グラフのように就寝前にエアコンを切っても、室温が24~28℃で推移しています。一日の温度変化が少ない環境です。
※1 ネオマの家 IBARAKI SAKAI MODEL における2017年8月18日~19日の当社実測値。
※2 小屋裏エアコン(冷房22℃設定)を風量1にて運転(6時~23時稼働)
※3 4人家族を想定した内部発熱(400W)を考慮
2.どこでもクール
玄関もリビングも洗面室も2階寝室も、家中室温にむらがありません。 小屋裏に設置されたエアコン1台で冷房し、家中を快適な室温に保ちます。すぐれた温熱性能が、温度差の小さい室内環境を実現しています。
※1 ネオマの家 IBARAKI SAKAI MODEL における2017年8月15日~19日の当社実測値から求めた平均温度。
※2 小屋裏エアコン(冷房 22℃設定)を風量1にて運転(6時~23時稼働)
※3 4人家族を想定した内部発熱(400W)を考慮
※4 平均外気温26.4℃
3.心地よい気流
ゆっくりと流れる気流が家中をくまなく循環しています。 小屋裏のエアコンで冷房し、その涼しい空気が吹き抜けと2階居室に設けたスリットを通ることで、家中を快適な室温に保ちます。
※首都大学東京 須永研究室による、ネオマの家IBARAKISAKAI MODELにおけるCFD解析 シミュレーション結果の一例。(共同研究)


4.周壁温度は室温±2℃がクール
壁面の温度が高いと輻射熱により体感温度は高くなってしまいます。しかし、すぐれた断熱性能のネオマの家では、室内の壁の温度は室温とほぼ同じになり、快適に過ごすことができます。
以上のように、夏季のネオマの家は、暑い外気の影響に関わらず、「いつも」、「どこでも(どの部屋)」も快適な室温であり、また、家中ちょうど良い気流が流れ、壁の表面温度も室温とほぼ同じである、という快適な環境になっていることが実測データからもわかりました。
ネオマの家のような温熱環境がすぐれた住宅の暮らしはどのようになるのでしょうか。
近日中に、そのCOOLな暮らしを、アンケートデータを用いてご紹介いたします。ご期待ください。