湿気のジメジメを調整する、調湿建材を知っていますか?

建物の高断熱化や空調機器の発達などによって、性能と快適性が格段に向上してきた日本の住宅。

その一方で、建材や家具などに含まれた有害物質に起因するシックハウスや、カビやダニなど、健康を脅かす問題も起きてきました。

その解決策として、24時間換気が義務付けられましたが、内装材においても健康により快適に過ごすためのひとつのアイテム(手段)として、20年ほど前に調湿建材が登場。

現在では種類も増え、材質や形状、デザインも多岐に渡っています。今回はそんな調湿建材についてご紹介します。

材質は、大きく分けて土質系(粘土鉱物など)、石質系(天然石材、合成無機鉱物など)、木質系(木材、木チップ、パルプなど)の3種。形状はタイル状やボード状の貼り付けるもの、左官材のように下地材に塗るものがあります。多くは内装用の壁材です。

多数の微細な孔が湿気を出し入れして調湿

調湿機能をもつ理由は、多孔質の材質にあります。いずれの材料も多数の微細な孔(あな)をもっていて、その孔に空気中の湿気を出入りさせることで調湿を行っています。梅雨時など室内の湿気が多くなるとその湿気を吸い、乾燥してくると湿気を放出して湿度を上げます。

反対に冬の過乾燥時は、溜め込んでいた湿気を出してちょうどいい湿度に安定させることが期待できます。調湿によってカビやダニの繁殖を抑えることも期待できます。

しかしながら、調湿性をうたった材料でも室内空間を調湿できるほどの性能があるとは限らず、製品を見ただけで判断することもできません。そこで、消費者にわかりやすくするために調湿建材表示制度があり、基準を満たした製品には「調湿建材表示マーク」が表示されています。製品選びでは、このマークの表示も確認するとよいでしょう。

脱臭機能や有害物質低減機能のある製品も

調湿建材には、脱臭機能のある製品もあります。多数の微細な孔が、湿気と共に暮らしの中で生じてしまう様々な生活臭の原因物質を吸着し、臭気をやわらげる効果があり、トイレ臭、生ゴミなどの腐敗臭、たばこ臭、ペット臭などを低減することも可能です。

また、シックハウス症候群の原因のひとつとされるホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着して濃度を低減させる機能や、抗菌効果のある製品もあります。

ただし、脱臭機能や有害物質低減機能などの性能は、各メーカー、製品によって異なってくるので、選ぶ際にはカタログなどをよく見ることをお勧めします。

豊富なデザイン、 DIY用製品も登場

調湿建材は内装材としてインテリア性も重視され、デザインバリエーションも豊富になってきました。ベーシックなものから、自然素材をモチーフにしたもの、空間のアクセントになるような絵画的なものまで実に様々なデザインが揃います。

また、施工の簡便さも求められる昨今。特別な技術の必要なく、接着剤で簡単に施工できるものが増え、パッケージ化されたものやDIY用の製品も登場しています。

参考資料/一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会
http://www.kensankyo.org/nintei/tyousitu/HPWG03/01start/start01.html

ここでは調湿タイルの先駆でもある「エコカラット」をご紹介します。
発売20年を迎えて全製品がハイスペック製品「エコカラットプラス」にグレードアップ。珪藻土の5~6倍という優れた調湿機能や、脱臭機能、有害物質低減機能、水拭きOKの清掃性をもちます。デザインにもこだわり、木や石などをモチーフとした色柄や質感をリアルに表現。バリエーションも豊富で、DIY用キットも揃っています。



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